概略

常夜国騎士譚RPG。
ネクロニカや鵺鏡などの作品で知られる神谷涼が手掛けており、耽美な雰囲気が漂っています。
プレイヤーは、美しく、優雅で、賢く、力を持った存在である騎士となり、降りかかる様々な問題に対処します。
他のTRPGにはないような、独特なRPを楽しむことができます。
……例としてこの記事はこれ以降、ドラクル語で記載していきます。

騎士の手引

基本の書のみを用いるならば、貴卿らは皆騎士なり。
騎士には其々、【血統】【道】【名声】がある。

【血統】は、己の属する家を示すもの。
支配者を示す血族もあれば、雪辱を誓う血族もあり。

【道】は、己の立場を示すもの。
その地を治める領主もあれば、半ば堕落した野獣もあり。

【名声】は、己の在り方を示すもの。
武を示すものもあれば、醜聞を示すものもあり。

騎士の存在

騎士には潤いがなければならぬ。
潤いは、他者と交わることによってのみ生まれる。
血の替わりに潤いで渇きを癒やせばこそ、騎士として在り続けることができる。

騎士には渇きがあってはならぬ。
渇きは、他者への恨みや嫉みが募りて生まれる。
渇きが身を蝕めば、何れ堕落し、獣へと変ずるであろう。

獣とならば、狩らねばならぬ。
喩え其れが友であろうとも。
喩え其れが師であろうとも。

騎士に捧げる書

常夜国には、三綴りの騎士に捧ぐ書がある。
必携たるは一綴りなれど、他の二綴りにも多くの心得あり。

『ドラクルージュ』

必携の一綴り。
騎士たるためには欠かすことはできぬ。
常夜国の在り方より騎士の所作に至るまで記されたり。

『ヘレティカノワール』

追加の一綴り。
新たなる騎士の【血統】【道】の記されたり。
更には騎士ならぬ、【異端】の者を扱い、騎士譚の世界を洋々とする。
屍人たるナハツェーラ、猫人たるグリマルキン、異形の鎧たる異端卿など、幾種類にも渡る異端へと姿を変えられよう。

加えて、常夜国の在り方を随所まで記されたり。
騎士の文化のみならず、民草、時節に至るまで。

『ノブレスストーリア』

追加の一綴り。
この書のみ背の高く、同じ書架に収まらぬこと少なからず。
……であったのだが、後述の『サングトラヴェリア』も同じ背丈なり。
ストーリアと呼ばるる、特別な過去持つ騎士となるための書なり。
加えて、自らの船や空駆を持つことも適うだろう。

のみならず、ダストハイムの手により作られし、人造の騎士や実験体に宿ることさえできよう。
それが騎士道に適うかは、貴卿・御身ら次第なれども。

『サングトラヴェリア』

追加の一綴り。
騎士の世界をより詳細に記したものなり。
妖精の騎士たるアールヴ、花や竜の異端、そして忌まわしき"吸血鬼"たるサングィナリエとなる術が示される。
さらに、星の賢者たる「星読」、古き騎士たる「後見」の道も示されり。
付記
……意味通じぬ者は以下を参照せよ。
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